アニメ「プラチナエンド」の第8話の感想になります。
前回はこちら。
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 23話 24話
#8「約束のしるし」
グランタワーでの初の直接対決は、明日たちに様々な影を落とした。戦いに1人だけ参加できなかった咲は、何か思いつめているよう。そして明日に「私を殺して」と訴える。平凡で心優しい少女・咲が、なぜ神候補に選ばれたのか?その真相を知った明日は、咲にある選択を迫る。一方、メトロポリマンの正体であるエリート高校生・生流奏も、次の攻勢に出ようとしていた。

物語の流れ&感想
六階堂はいルベルに以前から気になっていた、咲が生きる希望を失くした理由を尋ねるとルベルは知らないと言い、ただ海の中に入り死のうとしていたからだと答える。
そしてミライが見たメトロポリマンの素顔について話し合ったその夜、咲はミライに一緒に寝て欲しいと言い出し、それに驚くミライ、ルベル、ナッセ。
咲はミライに話があるからと、ルベルとナッセにも朝まで家の外に出て行って欲しいと頼み、それに対し何か言いたそうなルベルをナッセが無理やり外に連れていく。
その夜、ベッドで寝ているミライに咲は自分を殺して欲しいと伝える。

ミライはその咲の言葉を聞き、驚きながらも一緒に目標に向かっている仲間だと思っていたと言う。
そして咲は幼馴染であるミライとの思い出を語り始める。

咲は幼い頃、ミライの家族と咲の家族でキャンプに行った時、ミライから四つ葉のクローバーを貰った時、ずっと友達だと言ってくれたミライを学校ではみんなと一緒になっていじめていた。
しかし同調圧力によるもので、咲の本心ではなかった。
そして卒業後にミライに謝ろうと学校を出たミライを追いかけた咲の目の前に飛び込んできたのは、ミライがビルの上から飛び降りる姿だった。

怖くなった咲はその場を急いで走り去ってしまう。
結局咲は自己嫌悪の為に海に入水自殺をしようとしていたのだった。
そして生きていたミライと再会したが、ミライの
『人をいじめるならいじめられる方がいい』
という言葉にまるで自分が責められているような感覚に陥ってしまい、それに耐えられなくなった咲は守られているばかりの自分に嫌気が差し、ミライに赤の矢でも白の矢でもいいから殺して欲しいと頼む。
それを聞いていたミライは翼を広げ、咲を空高い場所へ連れて行く。
それを見たルベルとナッセは急いでミライを追いかける。
そして空高い上空で咲の手を放そうとするミライ。
『死にたいなら自分で死ねってことね・・・』
ルベルが咲の元に近づこうとするが来ないでと言う咲。
『空で翼広げてるなんて他の神候補に見つかるよ~。咲ちゃん、死にたいなら早く~』
『ナッセ!』
『だってルベルに一度は止められたのにそれでも死にたいなら仕方ないじゃない。候補選び失敗ね』
と言うナッセ。
そしてミライが咲の手を放そうとしたその瞬間
『ウソ・・・私に死にたくない。生きていたい!架橋くんや六階堂さんと明日の扉を開きたい!ごめんなさい、ごめんなさい・・・』

とミライの手にしがみつく咲。
その後、ビルの屋上でミライに謝る咲に対し、ミライはそもそも怒っていないと言い、幼い頃四つ葉のクローバーを探した時のように頑張ろうと咲に話す。
それに感動する咲。
それを見ていたルベルとナッセ。
『ナッセは咲が死にたいって言ってたのがウソだってわかってたんだ・・・』
『違うよ。咲ちゃんは今本当に自分の気持ちに気付いたんだと思う。ウソをついたとしたらミライくんの方。咲ちゃんが落ちたら助けるに決まってるじゃない』
翌朝、六階堂を交えてメトロポリマンの正体を探る術を皆で模索していた。
そんな中、咲が今までの消極的な行動とうってかわって、精力的に話に加わっていた。
そして咲はバレに自分も翼が欲しいと頼むがバレはその方法として
- 自分で神候補を殺す
- 死ぬ神候補に赤の矢を刺しておく(そうすれば優先的に取れる)
- 1.2の手段で翼と矢を手に入れた神候補から譲り受ける
- 神候補が病死、事故死、自殺などで死んだ場合、天使が天界に遺体を運ぶ前に譲渡を申し出る
と話す。
それを聞いた六階堂は自分がガンで死んだ時にそこにいてもらえばいいと話すが、それに反対する咲。
『そんなの嫌です!私は六階堂さん架橋くんと一緒にメトロポリマンをやっつけたい。その為に2人と同じように動けるようになりたいんです。六階堂さんが亡くなって翼をもらっても嬉しくない。守られているだけの立場も嫌です。みんなと力を合わせ、目標を達成し一緒に喜びたいんです!』
そんな咲の言葉に驚く六階堂はミライに何かあったのか耳打ちする。
そんな中、もっと簡単に翼が手に入る方法があると話すルベル。
『僕が1級天使になればいい!』

そしてルベルは知識の天使であるバレに1級になる方法を聞くと、特に規定はないと話すバレ。
それならルベルは自分がバレ以上の知識を得る事が出来たらと聞くとそれならおそらく問題ないと答えるバレ。
『やる~!』
と1級になる決意をするルベル。

その夜、帰宅した六階堂は娘の奈々香に六階堂が密かに作っていたウエディングドレスを部屋に入った時に見つけてしまった事を聞かされ、動揺する六階堂。
『奈々香、どれだけ大きくなるかわからないし、中学生になってからでいいよ』
『そうかそうだな。バカだなパパは。奈々香が大きくなってお嫁さんになった姿を早く見たくてついうっかり』
『しょうがないなぁ。それじゃあ、奈々香がパパのドレスに合わせて大きくなってあげる。パパのドレスにぴったりのお嫁さんになるから』
それを聞いた六階堂は思わず奈々香を抱きしめる。
その後自分の部屋に戻り、ウエディングドレスを見た六階堂はその場に崩れ落ち、泣きむせぶ。
第8話終了。
※原作未読視点になります。
今回は咲がなぜ生きる希望を失ったかがわかった回でしたね。
そしてようやくミライたちと本当の仲間になれた咲ですが、まさかこの後死んだりしないか心配!です・・・
そして六階堂と娘・奈々香とのやりとりも切ないですよね・・・
もうすぐ死ぬのがわかってるからこそ、自分の手でせめて娘のウエディングドレスを作ってあげたいという六階堂の気持ちはよくわかります。
そしてラストにチラッと登場した他の神候補の男(なんかジョジョに出てきそうな姿www)も今後物語にどうやって関わってくるのか見ものです!
第8話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このプラチナエンドは2クールやるという話ですが、1クールはもうすぐ終了なんですかね。
原作は既に完結してますが、アニメがどこまでやるかが気になります。
そもそも今原作ではどこまで進んでるんだろうか?