アニメ「プラチナエンド」の第24話(最終回)のネタバレ感想になります。
前回はこちら。
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#24「最期の矢」
次の神の座についた神候補は、天使たちと共に天界にやって来る。
人間だった頃には知る由もなかった、天界の様々な秘密を目の当たりにして驚く。
一方、神を決める争いから解放された明日や咲、他の生き残った者たちは、それぞれの道を歩み始めていた。
幸せをひたすら追い求めてきた明日の人生も、ようやく一つの達成を迎えるかに見えたが……。

冒頭&ネタバレ感想
冒頭
『これが天界・・・』
神となった中海修滋は改めて天界を見渡す。
天使たちが言うには人間界のパラレルワールドみたいなもので、人間界より少しだけ時間の経過が遅いのだとか。
天使たちの説明を聞きながら中海修滋は気分の悪さを覚えていた。
(体にクリーチャーが寄生している。これじゃ中海修滋の皮を被ったクリーチャーだ。みかんの味がするりんごはりんごの皮を被ったみかんでしかないんだ)
そしてオガロから徐々に中海修滋であった方の意識がこれからの神を司り、最後には融合するという事を聞かされる中海修滋。
そんな中、中海修滋は明らかに天使ではない別の存在が自分に語り掛けてくる声を聞く。
『誰だ…?』
ネタバレ感想
いや~…
こんなラストは全く想像出来なかったくらい意外でした。
タイトル「プラチナエンド」とはそういう意味だったのかと納得しました。
神となった中海が天界に行き、ミライと咲が結婚した事、米田に残した赤の矢を研究する様を見ながら中海は今まで自分が井の中の蛙だった事を思い知らされます。
それは世界の現状。
すさまじい貧困の差。
なくならない戦争。
他人を平気で踏みにじる人間。
自分が手を下さなくても死にたい人間は勝手に死んでいくこの世界。
そんな世界に絶望しながら何かしようとする中海。
そしてナッセがなぜ特別なのかも明らかになりました。
それは神が世界に降り立った時、そこにひとつの生物がいたのがナッセ。
それは生物なのか菌だったのかは不明だが、一度神の身体の中に入ってきたことがあり、それが原因で神の細胞が付着し、特別な力がついたのかもしれないとの事でした。(前の神いわく)
米田もなんだか少し人間らしい感情が芽生えてきたのが面白かったですが、手毬とともに相変わらず中海が残した赤の矢を研究する毎日。

そして神となった中海が地上にいる米田に伝える方法として下した決断は【神の自殺】(赤の矢が消える)でした。
中海が自殺したことにより、世界の人間たちも同時に滅んでいきます…
【死が訪れると決まっていてこそ、命を燃やし、命を輝かせられる】
結局とんでもないバッドエンドとなってしまいましたが、とても心に残る終わり方で凄く良かったと個人的には感じています。

最終回のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
どんな終わり方をするのか気になっていましたが、これは予想出来なかったラストでした。
賛否別れそうではありますが、個人的にとても良かったラストだったのではないかと思いました。
ところどころ「デスノート」感があり、いい意味でも悪い意味でも似ていましたが、最後だけはどことなく「エヴァ」に似ていたかもしれません。
それはともかく良い作品だったと思います!!
