アニメ「パリピ孔明」の第3話のネタバレ感想になります。
前回はこちら。
#3「孔明進むべき道を知る」
英子の次なる挑戦の場は野外フェス!!
テンション爆上げで参戦!……とはいかず不安いっぱいの英子。
しかも、割り当てられた悪条件揃いのロケーションにぴえん。
客たちは、人気インディーズバンドJET JACKETのステージに流れていく。
果たして孔明にこの絶体絶命の状況を挽回できる計略はあるのか!?
英子の歌は「民草」に届くのか!?

ネタバレ感想
第3話を視聴しました。
このアニメって英子のサクセスストーリーで、巷でよくある『転生もの』や『異世界もの』のくくりではありますが、普通の一般人が転生するのではなく、歴史上の実在した人物が現代に転生したという設定はなかなか強いと思います。
しかもそれが天才軍師と呼ばれた諸葛孔明というのが強いですね。
そして今回はフォロワー1000人超えた英子が次に目指すのは、フェスで更に知名度を上げる事でした。
しかしこのフェスでは対バンがあり、英子は新人扱いなので、フェスの導線から離れた場所で歌を歌う事になってしまいます。

その場所を見た孔明は圧倒的不利な状況であるにもかかわらず、何やら策があるようで…
そして今回は孔明の過去も少し描かれましたね。
それは孔明が悔いていた部下との宴会の話。
戦の最中、部下から宴会に誘われた孔明は無下にその誘いを断ってしまったのですが、それは部下たちなりの最期の宴会であった事に部下を失ってから気がついたというエピソード。
これ、実際あったのかどうかは不明ですが、物語の方は孔明の策がまたしても的中して英子のステージは大盛況。

スマホやSNSを使いこなし、英子の勝利に導く孔明の姿はまさに天才軍師そのもの。
実際の孔明もこんなノリの人物だったら…と思うとなんだか面白いですよね。
今回の三國志ネタ
これは実際に孔明が使ったかどうかは不明ですが、今回孔明が用いた戦術・兵法三十六計と呼ばれる中のひとつで【無中生有】(むちゅうしょうゆう)でした。
まず無=虚を示して敵を欺き、その後に有=実を用いて攻める戦術。
最初に、敵が本気にするような、はったり、偽装を敵に示して欺く。次に、それがはったり、偽装であることを敵に気づかせる。仕上げに、再び同じ手段を敵に示しても、敵は油断して反応しない。ここで一気に攻撃して敵を破る。童話「オオカミ少年」の心理を策略としたものと言える。
ウィキペディアより引用
三國志ではこの戦術で勝利した戦いがいくつかあるようですね。
第3話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この【パリピ孔明】はまったくの初見でしたが、なかなか興味深い作品ですが、この作品を見て三國志を知ろうという人も出てくるのではないでしょうか。
孔明はかつて主君・劉備を失いましたが、現代に蘇った孔明は劉備を失った無念を今度は英子を自らの主君と仰いで、これからも英子の為にその頭脳をフルに活かすのでしょうね。