NHK夜ドラ「ここは今から倫理です。」の第7話が放送されました。
今回は『主義の違い』についてドラマが進行します。
では感想などを。
#7あらすじ
体育祭を前に加熱するクラス全員参加のグループチャット。そんな団結心を白々しく感じる南香緒里(中田青渚)はあえて周囲と距離を置いている。香緒里は、同じ様な態度の逢沢いち子(茅島みずき)にシンパシーを感じていた。高柳(山田裕貴)の授業で個人主義という言葉を覚えたいち子は独断でグループチャットから抜けてクラスメイトからいじめを受けることに…。高柳はその問題について倫理の授業で対話することを提案する。(NHK公式HPより)

ドラマの流れ&感想
南香緒理の葛藤
南香緒理は3年4組の全員参加のグループチャットに参加しているが、正直そのノリが苦手だと感じている。でも皆に合わせるように過ごしている。そんな中、逢沢いち子が自分と同じ考えを持っているかもしれないと気に掛けるようになります。
高柳の主義についての授業
そんな中、高柳が倫理の授業で主義について語ります。
過去の歴史において様々な主義があった事を高柳が語るのを聞き、香緒理は自分は一体どんな主義なのかを考えるようになります。
逢沢いち子とのやりとり

ある日、香緒理はグループチャットにういていち子からいきなり話しかけられます。
やはり同じようにこのクラスのノリが苦手だといういち子に香緒理は共感するようになり、親近感を持つようになります。
そして思い切ってグループチャットを退会しようとするが、決断が出来ません。
そんな帰り道にいち子と恭一が喫煙所の陰に隠れているのを発見。
その理由を聞いてみると、高柳が最近いち子と距離を置くようになり高柳のホットスポットの喫煙所の前で待ち伏せているという。
恭一は連れてきた理由は恭一がいた方が、高柳も警戒しないかもしれないから。笑
高柳の警告
その後、高柳が喫煙所に現れ、いち子達は高柳に今日の授業についてわからない事があるから教えて欲しいと頼み、高柳はしぶしぶいち子達を教室へ連れていきます。
そこで香緒理は自分が3年4組の全体で何かを成し遂げようとか、全てを共有したりする事が苦手だという事を高柳に伝え、それに対して高柳は香緒理は『個人主義』、クラスは『全体主義』であると言います。
そして高柳はクラスでいじめは起こっていないか尋ね、恭一はそれはないと言いますが、高柳は結束力の強い集団の怖いところは異端分子がいれば猛烈に排除しようとするところだと警告します。
いじめがないならある程度は全体主義を許容しなければならないと高柳は香緒理に言い、どんな主義主張でも最後に目指されるのは幸福のみでどうすればより多くの幸福を実現できるのかを考えるのが倫理であると3人に語ります。
いち子のグループチャットの退会
それを聞いたいち子はグループチャットを退会すると言い、香緒理にも一緒に退会しようと誘いますが、香緒理は自分が本当に個人主義なのかどうかわからないからまだいいとその誘いを断ります。
いち子へのいじめ

いち子がグループチャットから抜けた事でクラスの皆からいじめを受けている事を高柳はいち子から聞かされます。
いち子が抜けたグループチャットではかなり酷い事を言われている模様。
いち子はたいした事ないと言いますが、それを聞いた高柳は微かに笑い、倫理の授業でそれについて対話をしようと提案します。
倫理の授業での対話

倫理の授業で高柳はいち子がグループチャットに戻るべきかを皆に問いかけます。
そして高柳は3学期になれば受験生の皆は学校に来なくなるからこれが自分の最後の授業だと言います。
『それでは倫理の授業を始めます』

今回は主義の違いによって集団を抜けたいち子がその集団からいじめを受け始めてしまったというお話でした。
でもこういう個人主義の人って結構多いと思うんですよね。
ただ日本の風潮というか集団心理が働いて、誰かが誰かを攻撃すると自分もそれに同調しないと同じようにいじめられたり、仲間外れにされたりしないかという心理にかられる事も多いようです。
7話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は2話に渡ってのドラマ展開になっていますね。
対話において今まで高柳の倫理の授業を受けてきた皆がどんな決断をするのか、どんな発言をするのかがとても気になります。
そして次回はいよいよ最終回!!
ここは今から倫理です。は↓↓で視聴可能です。