NHK夜ドラ「ここは今から倫理です。」の第6話が放送されました。
前回のお話で結局、倫理の授業が生徒たちにとって何の役にも立っていない事に苦悩する高柳ですが
今回は全く喋らない生徒に懸命に向き合おうとする高柳の姿が描かれています。
では感想などを述べていきます。
#6あらすじ
曽我涼馬(犬飼直紀)は学校でほとんどしゃべらない生徒。成績も良くスポーツも得意で友達もいるが話している姿を見た者はほとんどいない。なんとか曽我を喋らせようとする教師たちを尻目に高柳(山田裕貴)はそれはおせっかいだと突き放す。高柳の異変を感じ取った逢沢いち子(茅島みずき)はなんとか元気づけようとするが…。高柳は曽我とのかいこうをきっかけに図書館でよく同席する田村創(杉田雷麟)の悩みに向き合うことに…(NHK公式HPより)
感想
前回、都幾川を結局救えなかった高柳は若干闇堕ちした感じになってしまっていましたが、倫理の授業に出席している全く喋らない生徒・曽我に向き合う事で自分自身を見つめ直そうとしていたように感じました。
曽我と向き合う事で同じく受験勉強に励んでいる田村の力になれるように何のために勉強しているのかを田村に問いかけます。
その中で高柳はエリック・ホッファーの言葉を投げかけます。
『他者への没頭は自分から逃げるための手段である』
そして高柳は田村に大学へ行ったら今度は親の為にではなく、自分自身の為に勉強するようにと優しく語り掛けます。
6話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回もなかなか深い話でしたね。
ちなみに今回でてきたエリック・ホッファーは「沖仲仕の哲学者」とも呼ばれている哲学者で、なんと正規の学校へは行っていないんですね。
7歳の時に失明し、15歳になるまで目が見えませんでした。
15歳で視力が回復し、またいつ目が見えなくなるかと恐れたため、
とにかく目が見えるうちにと本を読みまくったというような人です。
いずれにしても闇堕ちしかかっていた高柳はなんとか自分を取り戻す事が出来たようです。笑
ここは今から倫理です。は↓↓で視聴可能です。