NHK土曜ドラマ「正義の天秤」の最終回の感想になります。
前回はこちら。
#5 あらすじ
少女監禁誘拐殺人事件の犯人・南野一翔が、鷹野(亀梨和也)に弁護を依頼する。南野は罪を認めており、争点は無期懲役か死刑かの一点。担当検事は一ノ瀬(萩原聖人)。鷹野は、調査の中で、南野が父親の虐待から逃れるために改名していたことを知る。南野の公判、天才弁護士・鷹野と検察庁のエース・一ノ瀬の火花を散らす弁論が展開される。そして、全ての真相が明らかとなった時、鷹野は弁護士生命をかけた大きな決断をする…。

感想&総括
最終回見終わっての感想になります。
全ての真実が明らかになりました。
真犯人・サイコパスの南野一翔役には千葉雄大さんが出演されていました。
そして今回の弁護は幼児誘拐殺人事件。
久美子を襲った犯人と今回の被告人が同一人物だったという展開には正直、「え?」っていう感じでした。笑
真犯人・南野が安倍川事件で行ったトリックなどは結構ご都合主義的な展開だったと個人的には思いましたが、ドラマとしては良く出来ていたと思います。(真犯人が血のついた100円玉をわざと落としてそれを被害者と関係があった男が道端で偶然拾うなんてある?笑)
今回弁護する男が千葉雄大さんが演じる真犯人・南野で、南野が久美子を襲った犯人だと知り、殺したいほど憎む鷹野だが、その弁護をするかどうか葛藤するという展開。
やはりこのドラマはトリックなどより、このドラマのテーマでもある【正義】と私怨よりも、弁護士としての使命をまっとうし、貫き通した鷹野というちょっとクールな役にスポットを当てていた感があり、それはそれでとても良かったです。
しかし亀梨君は凄くいい役者になりましたね。(素晴らしいの一言!!)
あと千葉雄大さんもさすがの演技力でした!
ラストは久美子も意識を取り戻したような描写もあり、まあハッピーエンドと言える終わり方でしたが、なんか最後はあっけなかったです。笑
しかし全体を通して、ドラマの雰囲気や音楽は終始とても良かったです。(さすがNHK)
続編はありそうかというと、個人的にはなさそうな感じがしました。
原作は未読なので、この先鷹野がどういう人生を歩むのかわかりませんが、出来れば続編はやって欲しいという気持ちはあるので、是非検討して欲しいと思います!
最終回のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
5話というだけあってあっという間に終わってしまったこの「正義の天秤」ですが、Twitter上には続編を望む声が多数あがっていました。
そしてキャストも皆さま、制作陣の方々お疲れ様でした!
いいドラマだったよ!