NHK 土曜ドラマ「正義の天秤」の第2話の感想になります。
前回はこちら。
#2 あらすじ
6年前の傷害事件の裁判員を、当時の被告人が逆恨みして殺害する事件が起きた。被疑者・楠田隼人(笠松将)が山内愛理沙(森迫永依)を殺害した理由は、彼女のブログ。ふだんはスイーツの記事をアップしているが最後の更新日のみ、件の裁判の評議内容に触れていた。当初は、山内が守秘義務違反を犯した末に起きた悲劇だと思われていた。しかし、鷹野(亀梨和也)らの調査で山内の実像が明るみになり、事件は全く違った様相となる。
感想(ネタバレあり)
今回は妹が過去に犯した殺人事件の罪を庇い、自ら刑に服した男がその後、その事件の真実を追った女性を殺害してしまう話でした。
このドラマは45分ですが、よくこの枠でまとめられたなと思いました。
細かい部分で言えば、不明な点は少しありましたがドラマの構成としては良く出来ていたのではないかなと思います。
・楠田隼人はどうやって山内愛理沙のブログを更新する事が出来たのか
・依頼人の楠田の妹がなぜ殺人事件を起こしてしまったのかその動機や背景
この「正義の天秤」は犯罪のトリックなどよりも、被告人の背景や心情に重きを置いている感じがします。
今回についてはハッキリ言うと警察がもっとちゃんと捜査してれば普通に解決できたんじゃないかと・・・
そして鷹野の過去と施設にいる彼女(現在、遷延性意識障害)についても明らかになりました。
彼女の名前は雨宮久美子。
佐伯の部下である冤罪事件を追っていた弁護士で、その真相を突き止めようと行動していた矢先、何者かに襲われ、それ以来意識不明。
その事件を追うために鷹野は弁護士になったとの事。
そんな鷹野をサポートしてくれたのが佐伯芽衣の父・真樹夫という部分も明らかになりましたね。
そして久美子の病室を訪れた検事の一ノ瀬の動きも何やら怪しさを感じさせる描写がありました。
一ノ瀬は久美子が追っていた冤罪事件に関わっていたみたいですが・・・
この辺りは次回以降に明らかになる事と思います。
第2話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この鷹野という弁護士は裁判の勝ち負けには執着していない、ただ真実を追求したいだけなんだなというのがわかった回でした。
そんな鷹野が恋人の久美子が追っていた冤罪事件の真相に辿り着くことは出来るんでしょうか。
そして今回も出ました。
『ワクワクしてきたぞ』
被告人の心に寄り添おうと真実に向き合う弁護士の言葉とはとても思えませんが・・・笑