ドラマ「閻魔堂沙羅の推理奇譚」の第7話が放送されました。
今回は1話完結ではなく、2話完結となっています。
では感想などを述べていきます。

あらすじ
閻魔堂沙羅(中条あやみ)のもとに、店舗デザイナーの新山律子(牧瀬里穂)がくる。母子家庭だった律子は幼いころ、母親が殺人で逮捕され、“人殺しの娘”として苦労の半生を送ってきた。しかし努力の末、仕事で成功。結婚・出産するも離婚して、最近は反抗期の一人娘・美久(長澤樹)との関係に悩んでいた。そんな中、出所した母親が現れ、口論の末、律子は母親を殺害。ところがその遺体が消え、律子は何者かに刺殺されてしまう。
感想&詳細
幼い新山律子が目を開けるとそこには見知らぬ女が。
沙羅
「見届けさせてもらいます。これからのあなたの生き様を。くれぐれも後悔しないように」
新山律子は一人娘の美久と二人暮らしのシングルマザー。
だが美久とは不登校で律子ともギクシャクしていてうまくいっていない。
デザイナーの仕事をする律子は仕事は順調だが、唯一、母親としての自信がない。
そんなある日、律子は街中で金融会社の川澄という男から声を掛けられ、律子の母・町子が1000万の借金がある事を告げられる。

町子は過去に不倫相手の社長の奥さんをメッタ刺しにしてついたあだ名が「切り裂き町子」。
その川澄という男はその町子が金融会社から1000万借りて夜逃げしてしまったと話し、町子の行方を知らないかと、律子に尋ねるが律子は今はもう関係ないと突っぱねます。
その後、街で美久と男の子が話しているのを目撃する。
美久が去ったあと、その男の子に話しかけるとその男の子はクラスメイトの蔵本と名乗り、美久と1か月お試しで付き合う事になった事、これからは美久は自分が学校に連れていく事を律子に話します。
その事を夜、美久に尋ねますがウザがられる一方。
こんな時、律子はあの時死んだ方がマシだったのではないかと、幼い頃に足を踏み外し死にかけた事を思い出す。
沙羅
「見届けさせてもらいます。これからのあなたの生き様を」
ふと律子はその時出会った女を思い出す。けどそれが誰なのかはわからない。
律子
「こんなザマよ。私の生き様は」
次の朝、蔵本が美久を迎えに家まで来て美久を学校に連れていき、しばらくは平穏な日々が訪れたが、突然川澄から電話があり、町子が見つからないので代わりに律子に借金の肩代わりをして欲しいと言いますが、それが嫌ならビジネスパートナーの野上や元旦那の福森でも、なんなら美久でもいいと話す川澄。
職場に行くと、野上から川澄という男から電話があり、律子の母について聞かされ借金の肩代わりをお願いされたと話され、動揺する律子。
その後、元旦那の福森から連絡があり、美久を引き取りたいと打診される。美久とたまに電話で話していると福森は律子に告げ、律子の為にもそれがいいんじゃないかと話します。
その夜、律子は美久と話をし、福森が美久を引き取りたいと言ってきた事、自分の母つまり美久の祖母が「切り裂き町子」と呼ばれ、過去に人を殺している事などすべて美久に話します。

律子
(美久はきっと私を捨てる。でも美久の幸せが守れるならそれでいい)
とすべて美久に打ち明けた事でホッとした律子。
「卑怯者」
と幼い頃に会った女の姿が突如脳裏に蘇る。
律子
「今のなに?あの時そんな事は言われてない・・・」
その後、律子の前に突如母の町子が現れ、金の無心をしてくるが美久は関係ないからと言って断ります。
町子はそれなら美久に頼むと言いその言葉に激情した律子は思わずスマホで町子を殴りつけてしまいます。
町子を殺してしまったと思った律子は町子を身体を隠し、ホームセンターで遺体を処理する為の道具を買って家に戻ると家が荒らされているのを発見する。
町子の遺体も無くなっており、動揺する律子の前に美久が現れ、変なおばあちゃんが家にいたけど出て行ったと話し、もしかしてあの人が切り裂き町子なのかと律子に尋ねるが律子はそれを否定します。
律子
「生きてた・・・クソババア」
次の朝、いつも通り律子は仕事に出ると外には蔵本が美久を待っていて律子は美久をお願いするとそのまま職場に。
その後、美久の学校から連絡があり美久が登校してなく、同じクラスメイトの蔵本も登校していないと聞かされた律子は川澄か町子が美久に何かしたんじゃないかと思い、探し回るが結局美久はみつからない。
その夜、美久が泥だらけで帰ってくる。
何でもないと話す美久はそのまま律子の前で倒れてしまう。
次の朝、入院した美久を見届けた律子は街で蔵本を見かけ昨日美久に何をしたと尋ねるが、蔵本は美久が入院した事を聞いて驚きます。
律子
「二度と美久に関わらないで!」
と律子は蔵本に告げその場を去ります。
その後、川澄から電話があり美久について秘密があると話し、知りたければ近くの河口にある造船所の近くにある倉庫に行ってみるといいと聞かされた律子はその倉庫で何者かに刺され殺されてしまいます。
「くれぐれも後悔しないように」
昔会った女の言葉が蘇ります。
目が覚めるとそこには幼い頃会った女の姿が。
沙羅
「新山律子。享年41.死因は刺殺」

その女は沙羅と名乗ると、律子はあなたに昔会った事があると沙羅に話しかけると
沙羅
「でしょうね。あなたは私が初めて現世に生き返らせた人間ですから。あなたは
一度死んでいるんです。35年前、椅子から転げ落ち頭を打ちつけた時。そして当時6歳のあなたもここにやってきた」
律子
「じゃあ沙羅さんが私を助けてくれたんですか?」
沙羅
「生き返らせた事が助けた事になるか否かはあなた次第でした。残念ですがあなたにとって生き返りは助けにはならなかった。あの時死んだ方が楽だった、そう感じながら人生を送り最悪の形で2度目の死を迎えた。違いますか?
私はあなたの強さに賭けた。ですがそのゲームは実につまらない結果に終わりました」
そう言う沙羅の隣には幼い頃の律子の姿が。
第7話終了。
今回は2回に分けての物語でした。
30分の内容でしたが、とても濃い内容の30分だったと思います。
沙羅の過去についても次回描かれそうですね。
第7話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は2話完結の物語でしたね。
果たして律子を刺した犯人は誰で動機はなんなんでしょうか。
来週まで時間あるのでもう一度見返したいと思います。
では8話でまた!
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