ドラマ「先生を消す方程式。」の最終回が放送されました。
前回は頼田朝日が静を連れ、義澤がいる教室に現れたところで終わりました。
果たしてどういう終わり方をするのでしょうか?
感想などを述べていきます。

あらすじ
すべての記憶を取り戻した義澤経男(田中圭)と藤原刀矢(高橋文哉)、長井弓(久保田紗友)、大木薙(森田想)、剣力(高橋侃)らがいる教室に、車いすに乗せた前野静(松本まりか)を連れて現れた、頼田朝日(山田裕貴)――。
朝日は、自分に逆らえばすぐにでも彼女の人工呼吸器を外すと義澤をけん制し、今から“授業”を行うと宣言。高校時代、担任教師だった静をなぜ階段から突き落としたのか、得意げに語りはじめる。義澤は怒りに震えるものの、静を人質に取られ、身動きが取れずにいた…。
やがて朝日は義澤を刺すよう、刀矢にナイフを渡す。「お前が刺さなきゃ、静を殺す」と脅され、追い詰められた刀矢は、やむなくナイフを握りしめて――!?
義澤、朝日、静、生徒たち――それぞれに驚がくの結末が待つ、衝撃の最終話!はたして《義経VS頼朝》最終決戦の行方は…!?そして、義澤が命をかけて生徒たちに伝えたかった《いのちの授業》とは…!?

感想&詳細

ゲストの登場でーす!!
そう言うと朝日は静の人工呼吸器を手にし、義澤を脅します。
怒りを抑える義澤に対し、朝日は静との過去について語りだします。
それは朝日がいじめられていた生徒のために静を階段から突き落とした事だった。
それを朝日は自分のせいではなく、静が振り向いたせいだと義澤に言います。

その場で救急車を呼ぼうとは考えなかったのか

考えたよ

じゃあなんで呼ばなかった!!

え?だって僕がやったってわかっちゃうじゃん
その朝日の言葉に激高して襲い掛かろうとする義澤だったが、刀矢達に止められます。
そしてその後、自分が疑われないために、自ら壁に額を打ち付け傷をつけ階段から落ちた事にしたと自慢気に語ります。

はい。なんでこうなったかわかる人~。わかるかな~?はい、方程式いくよ~
朝日は黒板に
勇気ー正気=恐怖
という方程式を展開し、人に恐怖を与えるためには暴力と権力だけではダメで自分の行動から正気を取り除くことが出来て初めて人に恐怖を与える事が出来ると話します。じゃなきゃ静を階段から突き落とせないと。

静先生~。静先生のおかげだよ~!ありがとう~!義経君、君を土に埋めた日にさ、静先生にキスさせてもらいました~!アハハハ!
それを聞いた義澤は近くにあった机を投げ飛ばします。

僕に怒っているのかい?殴りたいのかい?

違う・・・お前を殺したいんだよ!
朝日は静の人工呼吸器を手にして

まだ立場がわかっていないようだね。お願いしろよ!やめて下さいって!本気でお願いしろ!
その言葉を聞いて代わりに自分達が土下座するから許してくれと言う刀矢達。

アハハハ!泣けるなぁ!・・・君達の土下座。0円♪

朝日ィ!!

はい!お前!土下座して!これ抜くよ!抜くよ?
義澤はその言葉を聞き土下座するが

アーッハハハ!義澤先生の土下座、0円♪はい、そのままそのまま~バーン♪
そういうと朝日は土下座して義澤を蹴り上げ、そのまま蹴り続けます。
そして朝日は刀矢に義澤を自分が持っていたサバイバルナイフで刺せと言い、刺さなければ静の人工呼吸器を外すと言います。
ためらう刀矢。
すると義澤が

朝日先生。ここでここで一つみんなに伝えてもいいでしょうか

う~ん。いいでしょう。最後の授業をどうぞ♪
義澤は起き上がると黒板に
人生×愛する事=地獄
という方程式を展開し、人を愛することと好きになる事は似ているようで違うと話し始め、誰かを愛するという事は人生にとって素敵な事だと思っていたが、人生にとってまさかの事が起こると自分がどれだけ愛しているのに一瞬でその愛が向けられなくなる事は地獄だと話します。
でも地獄だとしても愛する事を知った人間は臆病になれる、弱さを知る、寂しさを知る、だからきっと人に優しくなれると。
静がこうなってから義澤は生徒に全力で向き合うになり、その生徒を傷つけても何で悩んで、どんな壁にぶち当たり、何を苦しんでいるのかをとことん向き合う事にし、それは静が教えてくれたと話します。

私は君達に出会えて幸せだ。恨んでない。愛してる

さあ、授業も終わりだ。刺せ~!!

ああああああ!!
刀矢は朝日に向けてサバイバルナイフを突き立てます。

痛い・・・防刃チョッキを着てました~!俺は死なない!死なないのだ!
そういうと朝日は刀矢を殴り続けます。
その様子を見ていた義澤は朝日に近づきます。

お前にさっき教わったよ。勇気-正気

なにしてんだよ・・・

さよならだ、静。静はこうする事を望むはず
義澤はそう言うと静の人工呼吸器を引っこ抜きます。

な・・・なにしてんだよ~~!!
静の人工呼吸器を抜いた義澤は朝日を殴り続けます。
逃げる朝日を追って屋上に。


どれだけ殴ってもお前は反省なんかしない。安心しろ。俺はお前を殺さない。俺も刀矢も弓も薙も力ももうお前なんか怖くない。いいか?人生で一番つらいのは孤独だ。刀矢達はお前を殴らない。その代わり全力でお前に孤独を与える。お前は孤独が嫌いなはずだ。教室で無視されていじめられて死ぬほど嫌だったはずの孤独。だけどお前が何をしたか警察に行き罪を償おうとしなければ俺達は正義を持って全力でお前をいじめる。罪を犯し反省する気のない者に俺はそうしてもいいと思ってる。お前が何をしたのか世に広めネットで拡散し、孤独に生きるしかないように追い込む。これは復讐じゃない。生徒から先生、生徒からお前への教育だ。教育は先生から生徒に与えるもの?いや違う!生徒から教育される先生もいる。お前がそうだ。孤独に苦しめ!孤独に生き続けろ!それは地獄だ!

嫌だ・・・嫌だ・・・嫌だ・・・!1人にしないで!ごめんなさい!ごめんなさい!

どうしたらいいかわかるよな?頼田朝日
朝日は警察に行き罪を償うと泣きながら義澤に抱きつきます。

あれ?心臓動いていない・・・アハハハハ!アーッハハハ!このゾンビが!お前を・・・消す!!
そういうと朝日はサバイバルナイフで義澤を刺そうとします。が、その瞬間
まさかの雷が朝日のナイフに!
そのまま朝日は倒れます。
その後教室では義澤と刀矢達が。
朝日に呼び出されて殺されそうになったと警察に言うようにと義澤は刀矢達に言います。

力。力で開かない扉はたくさんある。その扉が開くとしたら知恵と勇気だ。
薙。何も無くなった時に残ったものを信じろ。そこにある愛を死ぬほど大切にしろ。そこからまたたくさんの花が開く。
弓。たくさん恋をしろ。無様でいい。たくさん恋をして傷つけばきっと愛にたどり着ける。その時の弓は最高にキレイだ。
刀矢。自分の後悔は一生消えることはない。たくさんの愛を知って本当のリーダーになれ。
そう言うと義澤は最後の授業を終えると言い、刀矢達は深々と頭を下げます。

お前ら全員、嫌いじゃないです
静を連れて教室を去ろうとする義澤に命が駆け寄ります。

命。弱さを知る者が一番強い。お前のおかげで2度生きれた。ありがとう
その後、義澤は静を連れ義澤が埋められた山林に。
静を埋葬した義澤の前でまた雷が静の墓に落ち、そこから静が復活。(なにも言えねぇ~笑)
そのまま2人はゾンビとして山で生きる事になりました。笑
そして最後に、学校の屋上で雷でうたれ死んだはずの朝日の目がカッと開きます。
その後森へ消えていった義澤と静が振り向き、ニヤッと笑い・・・。
最終回終了。
最後はまさかの静と朝日が復活。
もはやゾンビドラマと言っても過言ではないでしょう。笑
なにか最後の方は非現実的ではありましたが、まあ面白かったと思います。