今回は2010年の任天堂Wiiで発売された「ゼノブレイド」のリマスター版で2020年に任天堂Switchで発売された「ゼノブレイド ディフィニティブ エディション」の神ゲーと言われるその魅力について述べていきたいと思います。
Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ エディション)とは
二柱の神の骸を舞台とした、心優しき少年の、復讐と創生の物語
長い戦いの末に刺し違えたまま眠りについた人の神「巨神」と機械の神「機神」。二柱の神の朽ちた体が舞台となる世界で、主人公シュルクは、謎の生命体「機神兵」に故郷を襲われ、幼馴染の命を奪われる。その敵を討つために神剣「モナド」を手に、人類と機械が対立しあう、壮大な世界の冒険へと旅立つ。

神ゲーと呼ばれるその理由
ここでは実際筆者がプレイして、神ゲーと呼ばれる今作についてその理由などを述べてあります。
実際プレイした評価も下記の通り、高評価がほとんどです。
『THE・RPG』といった感じで、RPGが好きな方には凄くおすすめです。
魅力的なキャラクター達
今作に登場するキャラクター達は悪役含め、どれもとても魅力的に描かれており、すぐ感情移入してしまいます。

そしてそれぞれのキャラに背負った背景があり、それを知った時には涙なしではプレイできません!
主人公とその仲間達もそうなんですが、敵キャラも本当によく作り込まれていて素晴らしいの一言に尽きますね。
復讐劇とともにある秀逸なストーリー
今作は簡単に言えば「復讐劇」なのですが、復讐から始まる旅から思いがけない世界の裏側を知る事になる旅となり、本当によく作り込まれているストーリーだと思います。
また幼馴染のヒロインと、この先一緒に旅して行くんだろうな・・・なんて思っていたらそのヒロインが序盤でまさか殺されてしまうという衝撃の展開に引き込まれた人は多いんじゃないでしょうか。
そして主人公を取り巻くサブキャラクター達もどいつが敵なのか味方なのかわからないという部分も魅力のひとつだと思います。
そして敵側にもそうしなければならない理由もあり・・・
そしていくつもの絶望と悲しみを経て、クリアした時の感想は
『一言では言えないほど凄く感動した!』
でした。
なにか一本の良質な映画を見せられているような感覚に陥りますね。
正直言って非の打ちどころがないストーリーだと個人的には思っています。
美しすぎる世界
今作では巨神界と機神界と呼ばれる世界で冒険が繰り広げられるワケですが、Wiiの時もその映像美には驚きでしたが、今作ではグラフィックが更にキレイになっていて、音楽と相まって本当にその場にいるような感覚になります。
例えば巨神界の「ガウル平原」

主人公・シュルクとその相棒のラインが冒険をしていくと序盤で訪れる場所。
その広さとグラフィックの美しさには息を飲むほどのクオリティです。
しかもオープンワールドになっているので、どこへでも行けるというのも素晴らしいです。

その他にも美しすぎる場所が多数存在するので、絶景ポイントでスクショするユーザーも多いです。

また公式では
「中には、高所恐怖症の方には少々刺激的な場所もある。下をのぞき込むときには気を付けたい。」
という文言もあるように、落下すると本当にその感覚に陥ってしまいそうになるので、そのくらいリアリティがあります。
物語を盛り上げる音楽
今作の神ゲーと呼ばれる所以のひとつの要素になっているのが、そのゲーム内で流れる音楽です。
今作ではWii版にアレンジが加わっているのもあるのですが、音楽もかなり素晴らしいです。
特におすすめなのが、バトルの要所要所で流れるこのBGM「敵との対峙」。
これを聞くだけで冒険した色んなシーンが思い出され、涙する人も多いのではないでしょうか。
実際サウンドトラックも高評価がほとんどで、そのクオリティの高さが伺えます。
シームレスでの軽快な戦闘と未来予知
今作でのバトルはシームレスで行うタイプで、ファイナルファンタジー12に似ているかもしれません。
といってもバトル自体はとても面白く、決して難しいアクションなどは必要なく、初心者でも簡単に敵を倒す事が出来ます。
そして一番のバトルでの一番の魅力といってもいいのが主人公・シュルクの「未来予知」。
シュルクは未来予知をする事が出来るようになり、少し先の敵の攻撃を予知し、それを未然に防ぐ事ができます。
未来が予知できるなんて、シュルクは無敵じゃないかと思うかもしれませんが、このシステムも本当によく思いついたなぁ・・・と感心するばかりです。
サブクエストの圧倒的なやり込み要素
今作では本編のストーリーの他に、サブクエが存在します。
ただそのサブクエのボリュームたるものや、圧倒的です。
本編クリア後に出来るサブクエなどもあり、やり込み要素はかなりあるのですぐ飽きる事もないかと思います。
個人的に一番印象に残っているシーン(※ネタバレ含む)
あくまで個人的なチョイスになりますが、シュルクが幼い頃から一緒にいた親代わりであり、剣の師匠でもあるディクソンとの戦いの後のシーンです。
そこでのシュルクが立ち去った後のディクソンのこの言葉。
『ここまで強くなってるとはな・・・だがお前には俺の死ぬところは見せてやらねぇ。お前は一生俺より強くなったことに気付かず生きていけ・・・じゃあな。・・・これが羊飼いに憧れた羊の限界だったか・・・』
と加えていたタバコを落とし、絶命するシーン。

しかもその場を立ち去るシュルクはディクソンが致命傷を受けていて長くない事を知っていて・・・というなんとも悲しいシーンはとても印象に残っています。
ディクソンは結局最期まで敵であったものの、幼い頃からシュルクを世話してきた事で、やはり情が移ってしまっていたんだなと感じました。
実際プレイした人の感想
YouTuberのプレイ動画
YouTuberの方々もプレイ動画を配信しています。
その方々がクリア後に口を揃えて言っているのが「神ゲー」という言葉です。
それだけ本作の完成度がいかに高いかというのがわかると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この「ゼノブレイド」はRPGゲームの中で1.2を争うほどの神ゲーであると個人的には思っています。
もしRPGゲームが好きで、まだこの「ゼノブレイド」をプレイしていない人がいたら全力でおすすましたい一本です。
絶対後悔しないので、是非やってみて下さい!