NHK夜ドラ「正直不動産」の第8話のネタバレ感想になります。
前回はこちら。
#8「信じること」
300坪・5億円の土地売買を扱うことになった永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)。売り上げが落ち込んでいる登坂不動産としては是が非でも成約したい。そこに、またもやミネルヴァ不動産が競合として立ちふさがる。交渉の結果、なんとか契約を勝ち取る永瀬だが、ある違和感を感じる。取引相手の交渉術が、かつてうそをついていた自分と重なったからだ。そこで、永瀬は、元同僚、桐山貴久(市原隼人)を呼び出すのだが…。
引用元:NHK
ネタバレ感想(原作ファン視点)&原作との違いについて
第8話視聴しました。
今回は地面師という詐欺グループとの戦いという展開でしたね。
5億という高額の案件に湧く登坂不動産ですが、担当の永瀬は取引相手のけやき野興業の人間たちに確証のない不信感を抱きます。
それは彼らの所作が以前の永瀬が嘘をつきまくり、契約をとりまくっていた時のものとそっくりだったためでした。
けやき野興業の専務たちに疑惑を抱いてしまった永瀬は唯一信頼できる外部の人間・桐山を喫茶店に呼び出し、意見を聞くのですがそこで桐山も以前けやき野興業とやりとりをしていた事があった事が判明。
しかし桐山がけやき野興業から手を引いた事を知った永瀬はその理由を桐山に尋ねると
『似合わないスーツを着た人達とは仕事をしたくない。それだけです』
という言葉を永瀬に残し、喫茶店を去っていきます。
これは桐山もけやき野興業が怪しいと察知したが故のセリフと言えるでしょう。(しかしけやき野興業が地面師だとは桐山も知らなかった模様)
今回は原作でもかなり印象に残っているエピソードで、これが映像化出来た事に感謝したいです。
そして原作との違いについては以下。
・榎本が永瀬をつけて家の場所を知ってしまう
・タワマンに住んでいるという嘘を皆についている永瀬は榎本に口止めをする
・ミネルヴァ不動産の花澤はミネルヴァ不動産を変えようとしている
この辺りは原作にはなく、また永瀬と榎本の恋愛についても全くないのでこれは完全にドラマオリジナルという事になりますね。
そしてミネルヴァの花澤についても、社長の鵤(いかるが)の方針に不信感を抱いている様子の花澤ですが、原作ではそのあたりのわだかまりなどは一切なく、鵤(いかるが)の忠実な部下として描かれています。
また冒頭で永瀬が桐山に再会したシーンですが、永瀬が桐山の去っていく背中を見つめる心中にはいつのまにか桐山に先を越されたという複雑な心境があったようです。
第8話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【正直不動産】の第8話のネタバレ感想でした。
いつの間にかあと2話という事で、凄く早いなぁ…と感じていますが、是非続編を制作して欲しいと個人的に切に願っています。
世間での評判も凄い良いみたいで、今期一番のドラマだという声も多いようです。
原作はまだまだ永瀬の戦いは続いていますので、ドラマもそれに続いて是非!!