NHK夜ドラ「正直不動産」の第3話のネタバレ感想になります。
前回はこちら。
#3「信じられるパートナーとは」
永瀬(山下智久)から、3年前に物件を購入した夫婦が来店。永瀬の勧めでペアローンを組み高額マンションを買ったが、離婚が決まり、ローン返済をめぐり大揉(も)めとなる。一方、月下(福原遥)は、初めての店舗賃貸を登坂社長(草刈正雄)から任される。第二の人生に駄菓子屋をやりたいと願う老夫婦と出会うが、高い家賃を下げたいと物件オーナーに直談判に挑む…が、相手は、地元で一目置かれる通称・マダム(大地真央)だった。
引用元:NHK
ネタバレ感想(原作ファン)
今回は2つのエピソードを合わせた回でした。
もちろん原作では別々の話として描かれていましたが、それをドラマでは1話分として見せていました。
共同名義で購入したマンションの話と月下の担当したテナントの話は原作では別々で描かれています。
ですがドラマとしては全く違和感がなく、見事にまとめていました。
月下のエピソードは、いつまでたっても契約が伸びない月下に社長が二つの物件を月下と桐山に選ばせ、月下は西八起の物件を選び、残りの荻窪の物件を桐山が担当するという話で、内容もほぼ原作通りでしたが、桐山が月下の過去の話を知ってしまったという描写と、月下が担当した物件の契約がまとまり、最後に月下がビラ配りをしている途中、桐山がそれを手伝うという描写は原作にはないドラマオリジナルの演出でした。
この辺りはおそらく桐山の過去に繋がる足がかりになるかと思われます。
あと今回の話を見ていて感じたのが、原作では当然それぞれのキャラ毎の役割というものがありますが、ドラマではその役割というのが、原作とは違うんだなというのがわかりました。(一つの例だと登坂不動産の中にスパイがいるような描写がありましたが、ドラマではもしかして桐山がスパイになる可能性が浮上してきた感じが…)
当然桐山は原作ではスパイなんかではなく、別の人間でした。
まあそれはそれで原作ファンの人達もオリジナルストーリーという事で面白いのではないでしょうか。
そして肝心の物語の方はというと、嘘がつけなくなった永瀬は成約数もガタ落ちで、いまだ試行錯誤している状態といったところで、まだ吹っ切れていない様子。
嘘がつけなくなった不動産屋がこの先、成約数を巻き返し、ナンバー1に返り咲くことが出来るのかが今後の見どころだと思います。
※ちなみに月下と桐山の共通点は【父親にまつわる出来事】です。
※タイトルの人生最良の日は結婚した日。では最悪な日は?という原作でもあった永瀬のセリフですが、答えは
『結婚したそのあとの日々全部』
でしたwww
第3話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ドラマを楽しみながら、不動産に関する知識も得られる『正直不動産』ですが、原作は絶賛連載中です。
さすが夏原武さんが携わっているだけあって、漫画の方もおススメですよ(^^♪