アニメ「NIGHT HEAD 2041」の第8話の感想になります。
前回はこちら。
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#7「破滅への啓示 -March to Decimation-」
ユウヤは目覚めたリーディング能力により失踪直前の両親を幻視する。しかし、そこにはなぜか霧原兄弟の姿があった。両親の失踪に何らかの形で直人と直也が関わっていることを確信したユウヤは、より真実に迫るべく、上位アクセス権をもつ君江のPCから保安隊のネットワークにリーディングを試みる。
脚本:飯田 譲治 絵コンテ:新井 陽平 演出:山村 聡 作画監督:蔦 佳穂里
感想
君江とのリーディング訓練で気を失ったユウヤ。
気が付いたユウヤはタクヤにまた自分達の両親が霧原兄弟に襲われている場面を視たと話す。
しかし両親が失踪したのは15年前。
ビジョンで視た霧原兄弟は現代の姿のまま。
直人と対峙した時は両親の事を否定していたとユウヤに話すタクヤだが、いずれにしてももう一度会って直接聞くしかないと決める。
その頃、保安隊本部では霧原兄弟の行方を追っていたが依然掴めぬまま。
本部長の本田は【預言者】(肉体は死んでいる脳だけの存在みたいなもの)と呼ばれているモノのメッセージを待っていると、能力者の探索に行っていた玲佳と道夫から以前保安隊が逃した能力者かもしれない秋山唯を発見したと連絡が入る。
しかし秋山唯は玲佳たちの追跡を霧原兄弟のおかげで逃れていた。
直也は双海翔子が残したノートから秋山唯に会うようにメッセージが残されていたと話し(しかしノートの古代文字は読めない)ひょっとしたら唯がこの文字を解読できるのかもしれないとそのノートを見せるが唯は全然読めなかった。
一方保安隊のユウヤとタクヤは君江から君江の権限を使って保安隊のネットワークに侵入し、タクヤたちの両親の事を聞かされていた。
君江が調べた結果、タクヤたちの両親は反政府組織と繋がりがあった事が判明する。
それなりの社会的地位にあったはずの両親がなぜ反政府組織に加担していたのか疑問に感じるタクヤたちだが、幼かったタクヤたちの命を人質にされていた事も明らかになる。
君江もユウヤが視た霧原兄弟を共有していてあれは確かに霧原兄弟だと断言する。
それ以上の事は今のところわからないと話す君江。
しかしユウヤは君江のPCのネットワークをリーディングしてしまう・・・
その出来事が原因で【預言者】が覚醒。
君江にユウヤを自分とコネクトするよう伝え、ユウヤと精神世界で話す事に。
【預言者】名前は『オクハラアキコ』。
目的はこの物質世界を救う事。
そのために様々なメッセージを残してきたのだが、霧原兄弟が物質社会に来てからこの世界がパラドックスを起こしていると言い、霧原兄弟がこの物質社会に存在し続けるといずれ世界が破滅すると忠告をする。(なんかこの辺りは難しい話笑)
そして保安隊本部では【預言者】からの新たなメッセージを受け取っていた。
そこには霧原兄弟の名前と居場所の座標の数値が。
本田がその場所の位置を特定すると、そこは玲佳たちが唯を発見した場所。
その近くに霧原兄弟がいると判断した本田たちはヘリコプターでその場所に。
また未来が見える直也も【預言者】の存在を感知し、ユウヤが保安隊のネットワークにリーディングした事でこの世界が終わる瞬間を見てしまう。
そして直人たちを発見した本田たちはヘリの銃で直人を狙い撃つが、逆に直人にヘリごと破壊されてしまい、ヘリは墜落。
墜落前にタクヤはビルの屋上に着地。
『また会ったな。俺達兄弟には何か因縁があるみたいだな』
『だが・・・そいつもそろそろ終わりにしないとなぁ!!』
そういうとタクヤは能力で直人に襲い掛かる。
『15年前、親父たちに何をした!!』
『15年前だと?バカを言うな!』
『ユウヤがハッキリ視たと言ってるんだ!!』
『何かの間違いだ!関われるワケがない!』
『反政府組織のお前らなら知っているはずだ!!』
その頃直也は直人に唯を連れて逃げるように言われその場から逃げていたが、玲佳と道夫に見つかってしまう。
しかし一瞬眩い光と同時に直也は消え、玲佳たちはその場に倒れていた。
『直也さん・・・?』
消えた直也を探す唯。
第8話終了。
今まで登場しなかった新たな存在【預言者】が登場してきましたね。
【預言者】はこの世界を守るために保安隊に色々なメッセージを送り続けていたが、彼女も未来が視えるみたいです。
そして同じく未来が視える直也もその存在を認識し、その力がとても強いものだと感じます。
もう物語も終盤なのかどうかもわかりませんが、クライマックスに近いような気もしますね。
第8話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なんかこの【預言者】は胡散臭さがありますが、(顔を見せない奴はだいたいみんなそう)【預言者】に焚きつけられた黒木兄弟はもう止まらないでしょう。
双海翔子たちと対を成す存在っぽい【預言者】ですが、まだ直人たちとは接触していないのでその辺りも次回あたりに描かれるのかな?
まあ直人達の存在は【預言者】からしてみればいわば『敵』だからな~。
どうなることやら。