アニメ「NIGHT HEAD 2041」の第3話の感想になります。
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#3「錯綜、契機 -Awakening-」
両親と再会すべく昔住んでいた家へと向かう直人と直也。しかし家があるべき場所はただの空き地となっていた。そこに突如現れた双海翔子によって父親が営んでいた工場の跡地へと導かれる二人。そこで遭遇したのは、相次ぐ高校生の自殺騒ぎを捜査する保安隊のタクヤとユウヤだった。
脚本:飯田 譲治 絵コンテ:須永 司、天井 和文 演出:天井 和文 作画監督:蔦 佳穂里、石井 哲哉
新たな登場人物
双海翔子(CV:前田佳織里)
国家保安隊のミラクルミック捕獲作戦時に、
黒木兄弟が廃墟で出会った謎の少女。
感想
今回はある事件をきっかけに霧原兄弟と黒木兄弟がまた再会する回でした。
霧原直人と直也は自分たちが育った家に帰ろうと車を走らせます。
自分達の記憶に間違いがなければ、家や両親たちは存在しているはずだと。
ところが、記憶を辿り到着した場所には家は存在していませんでした。
呆然とする直人たちの前に、突如以前黒木兄弟が廃墟で出会った謎の少女が現れ、直人たちに語り掛けます。
その少女はすぐに消えてしまいますが、直也はその少女が双海翔子という名前であり、自分達が行くべき場所を提示してくれたと直人に告げます。(直也はリーディング能力を持つ)
霧原兄弟が双海翔子に導かれた場所は、両親の工場跡地であった。
工場内で二人はある写真を見つけ、そこには直人、直也と両親たちが仲良さそうに写っていました。
『俺達の記憶は間違っていない・・・父さんと母さんはどこにいったんだ?』
その頃、国家保安隊特務部隊では学校内で起こった自殺事件について調べていました。
曽根崎と武藤が自殺した女子高生に話を聞くと、なんでも【黒魔術】を行っていたそうで、それに失敗したから呪われてしまったんだと言います。
学校の外では黒木兄弟と新しく特務部隊に配属された小林君江が今回の事件について話し合っていました。
『ここで起きた事は【黒魔術】のせいじゃない。【能力者】の仕業よ。どんな奴かはわからない。ただとても強い力を持ってる。油断しないでしっかり私を守りなさい』
と話す小林君江。
すると、学生の1人がいきなり窓から飛び降りて、柵に刺さって死んでしまいます。
『一体どうなってるんだ・・・?』
驚く曽根崎と武藤。
するともう1人が同じく窓から外に出ようとしますが、いきなり武藤がその学生目掛けて発砲し始めます。
『おい!なにやってんだ!やめろ!』
武藤を止めようと突き飛ばす曽根崎。だが・・・
今度は曽根崎が黒木兄弟らに発砲をし始めます。
『なにしてくれてんだ、あいつ!』
『強い力で操られている・・・』
と呟く小林君江。
タクヤは曽根崎をいつの間にか身につけた超能力でぶっ飛ばします。(タクヤは自分に能力があり、それを任意で発動できる事の認知しているようです)
『タクヤ、態勢を立て直すのよ。さっきの子を追うの!』
と話す君江。
一方、直人と直也は工場から出たところで、小さなお墓があるのを見つけます。
直也がそれに触れると、強い怨念があると直人に話します。
そこに学校から逃げてきた女子高生が現れ、助けてくれと直人たちに懇願してきます。
するとその女子高生も強い怨念に操られ、自殺しようとしますが、直人が間一髪助けます。
『兄さん・・・このままじゃ放っておけないよ』
直也のリーディング能力を辿り、ある場所にいってみると、そこはある団地の一室。
そこには母親らしき女性とその後ろに隠れている子供が。
『あなた達なに?保安隊?』
『兄さん・・・その人じゃない。うしろの子』
直人は母親にその子は人を殺しましたと語り掛けますが、それを否定する母親。
その部屋には双海翔子の写真が。
『なんで邪魔するんだ・・・アイツら小太郎を殺したんだ・・・』
と呟く子供。
それは女子高生たちがその子供の可愛がっている犬を殺し、それを黒魔術の道具として使っていた事を意味していました。
『俺達はその子をどうこうするつもりはありません。ただ間違った力の使い方をしているだけなんです。だから僕らと話を・・・』
するとそこに君江と武藤が乱入。
有無を言わさず君江はその子供に発砲します。
『あなた達何者?ここでなにしてるの?』
問いかける君江に直人は超能力でぶっ飛ばします。
急いで団地を離れようとする直人と直也の前に黒木兄弟の姿が。
『お前らは昨日の?』
『やめろ。俺達は関係ない!』
直人の言葉を無視し、銃口を向ける黒木兄弟。
するとお互いの脳裏に不思議な光景が。
それは幼い頃の記憶。
それは直人と直也が記憶している光景を黒木兄弟も同じように記憶を共有している描写だった。
一瞬の隙をついて逃げようとする直人と直也だったが、我に返ったタクヤが直人を狙撃します。
倒れる直人。
するとどこからともなく1人の男がタクヤとユウヤに襲い掛かり、スタンガンで気絶させます。
『来い!急げ!』
その男は直人と直也に話しかけます。
3話終了。
今回は色んな事が同時並行して進んでいました。
1話で登場した黒木兄弟の前に現れた女の子の名前が双海翔子。(ただ黒木兄弟はその事をまだ知らない)
そしてその双海翔子を観察(?)している研究施設で霧原兄弟を15年間育てていた御厨恭二朗。
なかなか謎が未だ明らかになっていませんが、直人と直也は事件に首を突っ込みすぎなんじゃないかな?とは思ってしまいました。
静かに暮らしたいんなら、余計な人との関わりは一切絶つくらいの覚悟がないと実現できないよ!(超能力も持ってるし)www
一番の謎が霧原、黒木兄弟の記憶の描写です。
あれはつまりどちらかの記憶が意図的に作られたものって事でいいんですかね?
いずれにしてもなかなか面白いです。
3話のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
謎はまだ明らかになっていませんが、いまのところ、ストーリーや各シーンの魅せ方については満足しています。
ラストで直人たちを助けた男はいったい何者?
次回明らかになりそうです。