アニメ「NIGHT HEAD 2041」の第12話(最終回)の感想になります。
前回はこちら。
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#12「継承、廻転 -Start Over-」
とうとう奥原の予言のとおり、世界の消滅が始まった。保安隊長の本田は今の世界を守るべく、霧原兄弟と黒木兄弟を消そうとする。しかし、本田の力では流れは止めることはできない。観念した奥原は、未来を二組の兄弟に委ねる。全てを託された直人と直也、タクヤとユウヤは――
脚本:飯田 譲治 絵コンテ:須永 司、新井 陽平 演出:山村 聡 作画監督:蔦 佳穂里
感想&総括
元々2クールある予定だったらしい本作でしたが、ラストは綺麗にまとまり、伏線も回収出来たのではないかと思いました。
前回はラストで本田が実は能力者である事をカミングアウトした事で、もうラスボス感が凄かったですが、あっけなくやられてしまいましたね。笑
そして本田を銃で撃った君江が実は奥原晶子の転生?した姿だった事実にも驚きました。
君江自身も預言者である奥原晶子と接触した事で初めてその事実を認識したのかもしれません。
結局霧原兄弟と黒木兄弟は同じ存在で、魂だけが分離してしまったので同一世界には存在出来ない、存在する事でパラドックスが生まれてしまい、その影響で世界が崩壊してしまうという事らしいですが、なかなか理解するのが難しい・・・笑
そして黒木兄弟と別れ、元の精神世界に戻った霧原兄弟が黒木兄弟の両親を保安隊の手から守ったことにより(君江のマインドコントロールであたかもタクヤが殺害したかに見せられていたが、ユウヤが直也と接触したことにより幻影を無効化)、物質世界の黒木兄弟の両親も無事で黒木兄弟と再会する事が出来て一応ハッピーエンドという形になりました。
ここの部分も前からユウヤがビジョンで視ていた映像は間違いではなく、その描写があたかも直人が両親を殺したかのように見せられていただけという・・・(結局直人は黒木兄弟の両親を助けていた)
唯一ハッピーエンドでない部分は黒木兄弟は両親と再会出来たが、霧原兄弟は両親と再会出来なかった事ですかね。
それにしても映像がとてもキレイだったので、内容をよくわからない人でも「なんだかよくわからないけどとりあえずハッピーエンドだったんだ」という事まではなんとか認識出来たのではないでしょうか。(私もこちら派)
最終回のTwitterの反応
まとめ
いかがでしたでしょうか。
元々2クールある予定だったので、正直駆け足感があった事は事実ですが、それでも伏線も回収し、キレイなラストになったのではないでしょうか。
ですが2クールあればストーリーも掘り下げる事が出来たのではないかと少し残念でもありますね。
映像と音楽もとても良かったです。